こんにちわ。リキュアの堀ノ江です。
皆様は健康のために取り組んでいる事はありますか。
中には運動をしたり、食事に気を使ったり努力されている方もいると思います。
リキュアのような治療院に通う事で健康を維持されている方もいれば、生活レベルで健康維持に取り組んでいる方も多くいらっしゃると思います。
今回は人が健康的な食事を選択する時の脳について研究があったので紹介していきます。
前頭前野の活動が見られる人ほど、健康的な食事を選択する
同志社大学やその他大学が共同で行った研究で、「健康的な食品を選択する際の脳機構」についての研究があります。
この研究では「おいしいけど健康に良くない食品」と「健康にいいけどおいしくない食品」を見せてどちらかを選択させます。
結果、「健康にいいけどおいしくない食品」を選択した人の脳は前頭前野と呼ばれる部分が大きく活動していたことが分かりました。
また金銭報酬についても同時に選択させており、「いますぐ5000円をもらう」か「1年後に10000円もらう」かを選択させました。
この2つの選択肢に対しては前者が目前の利益を優先した、衝動的な選択。
後者は長期的な利益を優先した、自制的な選択と意味づけしました。
結果、「1年後に10000円もらう」を選択した人の脳も前頭前野の活動が大きくみられました。
つまり、この研究では健康を重視して食品を選ぶとき、長期的な利益を優先するという自制に関連した前頭前野の活動が重要な役割を果たしていることを示唆していると結論付けた。
前頭前野は何をすると活性化するか
前頭前野とは記憶や感情の制御、行動の抑制など、様々な精神活動を司っている、脳の中の脳と呼ばれている場所です。
では、前頭前野の活動を高めるために出来る事は何があるか。
今回は数ある方法の中から「音読」を提案していきます。
人は文章を読むと脳が活性化します。
黙読の場合も、視覚野(後頭葉)で目で調べようとし、前頭眼野(前頭葉)で目を動かす指令を出します。
そして言葉の理解のためにウェルニッケ野(側頭葉)が働きます。
最後に「脳全体の司令塔」である前頭前野(前頭葉)が働き、読んだ文章を理解し、記憶し、思考するという活動が行われます。
上記のように脳の色々な部位で活性化されます。
音読の場合はさらに広範囲の脳が働き、強く活性化し、中でも特に前頭前野が強く活性化されます。
最後に
今回の研究では前頭前野の活動が重要な役割があると分かったという事であり、前頭前野を鍛える事で健康を優先した食事の選択ができるようになるかどうかは分かりません。
ただ前頭前野はたくさんの情報を統合して行動を考える役割があり、鍛える事で衝動的な行動は抑えられるようになります。
脳の活性化にご興味のある方は是非試してみてください。
参考文献:https://www.doshisha.ac.jp/news/detail/001-ThKbJN.html
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