リキュアスタッフの長谷川でございます。
YouTubeで動物動画をよく見るのですが、最近は猿と犬とウサギと鶏が仲良くじゃれあっている動画にハマってます。
全然違う種なのに小さいころから一緒にいると仲良くなるんですね~
カンボジアの田舎の風景と相まってすごく平和な気持ちになり癒されます♪
白血球も赤血球?!
さて前回は腸絨毛は食物から生命に発展させるというダイナミックな働きをもつ組織であり、そこから赤血球母細胞が生まれる仕組みをお伝えしました。
今回はその血液の母である赤血球がどのように分化、展開していくかについてお話していきます。
ちなみに血液の細胞は赤血球だけではなく、下記の血球もあります。
・白血球=体内に侵入した細菌やウイルスなどに対する免疫機能を担う
・血小板=血管が損傷を受け、穴ができたときに損傷部分で固まり、穴をふさいで出血を止める(今回は解説は省きます)
そして現代の医学・生物界では、
「白血球には大きく分けて2種類あって、顆粒白血球とリンパ球がある。そして顆粒白血球は骨髄で造られ、リンパ球はリンパ線でできる」という認識ですが
実際はそうではなく顆粒白血球とリンパ球のいずれもが実は赤血球母細胞から分化して生まれたものだと森下博士は述べておられます。
赤血球母細胞から流出した赤血球の中身が直ちに核を形成して、その核だけが独立してしまうとリンパ球になり、
細胞質の中に包み込まれた姿になっていく場合は顆粒白血球となるわけです。そして、一つの赤血球から、顆粒白血球なら一つ新生し、リンパ球なら4個が新生します。
顆粒白血球の核がすなわちリンパ球なのです。


そしてもう一つの新生方式として赤血球自身が相当エネルギーに満たされていて非常にいい条件が重なった場合に、
赤血球の核の表面から発芽するように白血球が成長してきて、それが十分に成長したときに、独立した顆粒白血球になっていく「発芽方式」というのもあるそうです。

赤血球の原始的な力
また、 胎児の場合は胎盤での造血も行われているようです。
実は胎盤にも絨毛組織があり、腸で造血がおこなわれる場合は、その素材となるのは「食物モネラ」ですが胎盤でのそれは「血液モネラ」であります。母親の赤血球が、胎盤のところにやってきて一旦溶けて、血液モネラに変わり、
血液モネラ➨胎盤絨毛上皮細胞➨赤血球母細胞に発展していきます。
そして赤血球は、現代医学が教えているような老朽化した破滅寸前の細胞などでは決してなく、きわめて原始的な細胞で、それだけに大変なパワーをもっています。
どんな細胞にも変わり得るパワーをもっているし、パワーに裏付けられた多様な働きもしているのです。
きわめて多くの酵素が赤血球の中に存在しているのが何よりの証拠です。
「赤血球に存在する酵素群」
・解糖系酵素
・炭酸脱水酵素
・蛋白分解酵素
・還元触媒酵素
・分解酵素
・その他諸々の酵素
このように赤血球から様々な血球に変化し体中をめぐっていくのです。
骨髄造血説とは
そもそも骨髄造血説は、ドーン・カニンガムス、セービン・ジョルダンという学者たちが、ハトを1週間~10日間絶食させた上で骨髄組織を観察したら、骨髄の中に造血が起こっていたというのが一つの論拠とされています。けれどもそれは、赤血球の逆戻り現象の一部を見たに過ぎず、ある環境条件下での骨髄に起こった一部の変化を見つけただけで、事柄の全体像を捉えるという大きな視野からみていかなければ見当違いになります。
骨髄には巨核細胞という核が大変大きい細胞がありこれも赤血球から造られたものです。
この巨核細胞は、断食をすると、どんどん壊れていき巨核細胞の中に赤血球がいっぱい現れてくるのです。
つまり元の赤血球に逆戻りしはじめるわけです
骨髄造血もあるにはあるのですが、生理的な造血ではなく断食などをして、生理的な造血がストップした場合の代償性の造血にすぎない、「肩代わり」としての造血であると森下博士は述べておられます。
逆戻りする赤血球?
生理的な造血が行われなくなると、普通なら赤血球から造られるはずの骨髄組織や皮下脂肪、筋肉、肝臓などの組織細胞が逆にどんどん赤血球に「逆もどり」しはじめるのです。
さて「逆戻り」というキーワードが出てきました~
赤血球のもう一つの大事な要素、特徴として「可逆性」にあるのです。
今までの常識でいうとにわかには信じられないような話ですが、血液から細胞に変化し、細胞からまた血液へという人間の体の仕組みをひっくり返すような理論について次回は深堀りしていきますので乞うご期待下さいませ。
参考文献:自然医学の基礎ー永遠なる「健康の原理」ー・著:森下敬一
参考HP:千島学説|新生命医学会・https://www.chishima.net/
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