リキュア銀座の長谷川です。
ようやく残暑も落ち着いたような感じで、秋の風が吹き始めてきましたね。
夏の疲れが出やすい時期ですので、冬に備えしっかりと身体を整えておきたいところですね。
私は秋の花を撮りに行こうかと思案しているところです。
前回はクオンタムタッチヒーリングという手法の概要をお伝えしました。
今回は実際のエネルギーの送り方をおつたえします。今までエネルギーヒーリングになじみのない方は難しそうとか、感じる事が出来るかしらとか色々あると思いますが、初めは感じられなくてもオールOKです。やったことがない人はそんなものです。
「ブリージング」と「スウィープ」
クオンタムタッチをする上で意識するべきは、後述しますが「ブリージング(呼吸)」と「スウィープ」です。
まずは「スウィープ」からいきましょう。
エネルギーの基本前提として
「エネルギーは思考に沿って流れる」です。
あなたが注意を向けている場所にエネルギーは流れていきます。
まずは感覚を研ぎ澄ませるために意識を集中させるウオーミングアップをしていきましょう。
自分の人差し指を一本立てて2分間、指の感覚に意識を集中させて研ぎ澄ませていきます。

想像力を駆使しながら・・・
指を包んでいる皮膚の感覚
指の中を流れる血液の感覚
爪の感覚
爪の下の感覚
自分の指を完全に感じる事に意識を集中する
しばらくすると指にビリビリする感覚や熱さを感じたり、人によって様々ですがうまくいけば何か感じてくるはずです。
良く分からないという方は両手の間にエネルギーのボールをはさむイメージで2~3分間意識を集中させて見てください。左右の手の間がビリビリしたり、何かがあると感じられるはずです。

全く変化を感じないという方でも練習すれば必ずエネルギーが通ってきます。
次は「スイープ」の練習をしていきます。
スイープとは身体を大きくなでて、エネルギーを意図する方向に流していくことです。

身近な人に45センチ間隔で1~2秒軽くタッチしながら図の方向に撫でてもらって下さい
つま先から足・上半身・頭・肩・腕・手の順にスイープをしてもらいます。出来れば身体の前面・背面両方すると良いでしょう。
宇宙や地球、人間もあらゆる生物も含めエネルギーの流れはトーラス状(円循体)になっています。

トーラスとは、オシリス神殿や古代遺跡などのシンボルなどに見られるデザインです。
例えば、中心に芯があり円形のリンゴの形が典型でありオレンジやその他の木の実やフルーツの形も基本的に円循体になっています。これは地球上でその地場の影響で育ったからです。
地球の形を見てもこれは中心がありトーラスつまり円循体そのものであることに気づきます。
このトーラス(円循体)とは,形だけでなくエネルギー法則を内包しており「中心内部から上に上がり天部から噴出して外側から下にさがるそしてまた底部から吸い込まれて中心内部を上がり噴出する」というエネルギー循環を繰り返すわけです。
この流れに沿うように流していく訓練です。
次はあなたの想像力を駆使して自分の意識だけでつま先から頭、手を通してフルボディスイープをしてみましょう。45㎝間隔は空けずに一気に意識のエネルギーを体中に循環させていくイメージです。
時間はゆっくりでもいいですし早くてもいいです。自分が感じられるまで繰り返してみましょう。
2つの呼吸法
スイープがある程度感じられるようになったらいよいよブリージング・テクニック(呼吸法)です。
ちなみにスイープが出来なくても構いません。やっているうちに段々と感じられるようになります。やりながら感覚を目覚めさせていきましょう。
ブリージングテクニックはクオンタムタッチのワークにおいて非常に重要です。セッション中はどの瞬間も100%呼吸法を行わなければなりません。
呼吸はエネルギーのパワーを増幅するのでその価値には計り知れないものがあります。
しかしほとんどの人の呼吸は浅いといえます。一般的なのは「胸呼吸」です。おそらく皆さんも、胸の上部だけで浅い呼吸をする傾向があるのではないでしょうか。
クオンタムタッチを行うには、深呼吸が不可欠です。人間は通常鼻で息をしますが、口の方が空気を大量に入れやすい場合は口を使って下さい。
クオンタムタッチは、口呼吸でも鼻呼吸でもどちらでもうまくいきます。深呼吸はおへその下から始まり、息を吸うと下腹部が押し出されます。そして肺がいっぱいになると肩が軽く上がります。
下腹部(おへその下に)に両手を置き、息が入るにつれてその手が外に押し出されるのを感じて下さい。それから空気を肩の上まで引き上げます。その時肩が軽く上がります。
深い呼吸に慣れてない人は、しばらく練習中に苦しかったり不快感を感じるかもしれません。
腹式呼吸などにこだわらなくていいです。肝心なのは肺に多く酸素を取り込むことです。
そしてクオンタムタッチではブリージングとスイープを同時に使うことでヒーリングを起こしていきます。
ブリージングはカウントによるリズムを使います。
カウントは色々ありますが、今回は簡単に出来るメンテナンス(維持)呼吸を2つお伝えします。
{4-4呼吸法}
①4つ数えて息を吸いながら、つま先から頭の上まで完全なフルボディ・スイープ行います。
②4つ数えて息を吐きながら両手にできるだけ強く流します。
1カウントは約1秒です。
注意点は4カウントで区切らないことです。8カウントとして途切れず流していきます。
息を吸って吐く間に間がない、息は吐き切る
吐くときに手の平からエネルギーが噴射していくイメージ
上記を連続して繰り返す
{2-6呼吸法}
①2つ数えて息を吸いながら、つま先から頭の上まで完全なフルボディ・スイープ行います。
②6つ数えて息を吐きながら両手にできるだけ強く流します。
4-4と同じく行います。
この呼吸を行うには少し努力が必要です。2回数えている間に十分な空気を肺に入れなければいけないからです。吸うスピードを早くする必要があります。
2-6はクオンタムタッチのセッション中にエネルギーを高めるためのパワフルな呼吸法です。4-4であまり通らなかったり、ブロックを感じる場合にやってみましょう。
呼吸時の注意点
初めての人が陥りがちなのが頑張ってしまうことです。
あごや顔はリラックスしましょう。筋肉が緊張していると状態だと抵抗がおこります。エネルギーはリラックス、脱力している状態がより流れていきます。
呼吸もしてスイープもして忙しく感じますが第一優先は吐く息です。
吐くときのカウントは伸ばさないように。相手のエネルギーが流入してきてしまいます。
さあ、ブリージングとスイープが出来るようになったら自分で試してみましょう。
両手の平の中にボールを包み込む形にしてエネルギーを流してみましょう。
ブリージングとスイープを3分間ぐらいやってみてエネルギーを感じてみましょう。
実際のヒーリングでは、自分にやる場合は不調のある部位に両手を軽くタッチして流していきます。不調部位を両手でサンドイッチ(はさむ)とより強力な共鳴フィールドを作り効果も高いです。

他者へのヒーリング
相手にヒーリングする場合は
1.その人の痛みや不快感のレベルを1-10段階で伝えてもらいましょう。10は最低レベルです。
2.次にどこが痛むか聞いてください。指で指し示してもらうのが一番正確です。
3.指し示した部位に両手を直接当てるか、もしくは両脇においてください
4.セッション中に痛みの位置が移動したり変化することがあります。その都度伝えてもらうようにお願いしましょう。両手で痛みを追いかけ、呼吸を続けていきましょう。
慣れないうちは最低でも20分~30分、それ以上当てておきます。
終わったら痛みの段階をもう一度伝えてもらい、変化を確認しましょう。
クオンタムタッチで流すエネルギーは、自分のエネルギーを使っているわけではありませんので相手に送れば送るほど消耗するということはありません。
自分のエネルギーを与えているのではなく、呼吸によってエネルギー場を維持し相手がそのレベルまで上昇して同期化できるように援助しているだけなのです。
むしろやればやるほど自分も癒され活性化し目覚めてきます。無限の愛のエネルギーを循環させているのです。
なので自分が相手を治していると思うのはエゴで相手が勝手に自分で自己治癒力を引き出し治しているというのが実相です。
今回ブログでお伝えしたのは、クオンタムタッチヒーリングのごく一端で実はまだまだ沢山のテクニックがあります。さらにスピードの速い呼吸法、骨盤や蝶形骨の調整、色やチャクラを使った増幅法、タッチせず遠隔で時空間を超えたヒーリング等々、工夫次第で色々な使い方が出来るのもクオンタムタッチヒーリングの特徴です。
すごくおススメのヒーリング手法なのですが文字だけでお伝えするのは限界があります。
やってみたけどうまく出来ているのか分からないという方はリアルセミナーで学んでみられるのが手っ取り早いかと。
では今日はこの辺で~
参考文献:クオンタムタッチ 著:リチャード・ゴードン
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