こんにちわ。リキュアの堀ノ江です。
オリンピックが始まり、ふつふつとスポーツ欲が沸き立っている今日この頃です。
私は自力でオリンピック出場を決めた男子日本バスケに注目して、応援しています。
皆様はいかがでしょうか。
「骨」ってどうなっているの?
「骨」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?
骨模型やイラストの骨、お子様がいる方はアンパンマンのホラーマンが浮かんでいる方もいるのではないでしょうか。


実際は血管や神経が近くを通っており、ハバース管(縦穴)とフォルクマン管(横穴)内を血管・神経が通過しています。
また骨は大きく海綿質(網目状の部分)と緻密質(表面の硬い部分)に分かれています。
骨の痛みはどこで感じている
骨折の経験がある方はわかると思いますが、とても強い痛みが出ます。
私も学生時代に手首の骨折を経験していますが、少し動かしただけでも「ッ痛」と顔をしかめてしまう程でした。
では、この痛みはどこで感知しているのでしょうか・・・。
じつは「骨膜」という部分で主に痛みを感知しています。
骨膜とは骨の表面を覆っている膜組織です。
骨膜には血管・神経が豊富で、骨膜にある神経の末端部(神経終末)で受信した刺激を脳に伝達する事で痛みを感知しています。
厳密にいうと骨膜に存在する自由神経終末形状の機械刺激高閾値受容器とポリモーダル受容器が刺激(熱刺激、機械的刺激、化学的刺激)を感知して脳に情報を伝達します。
オーバーユースの痛みは骨膜の炎症
骨膜にはいくつかの組織が付着していますが、その一つが腱(筋の端にあたる部分)です。
そのため過度な負担(オーバーユース)がかかると骨膜を引っ張るようなストレスが強くかかり炎症をきたします。
具体例でいうとシンスプリントがこれにあたります。
ジョギングやランニング、ウォーキング中にスネの辺り(前面・後面)にオーバーユースによる骨膜炎が起こり、痛み症状を誘発しています。
最後に
骨膜は骨自体の保護や骨成長でも重要な要素とされています。
今後もからだの仕組みについてお伝えしていきます。
ご相談はリキュア銀座院・横浜中山院まで

ご予約はこちら⇓