こんにちは 施術スタッフ蓑輪です
早いもので 今年もあと10日ですね
クリスマスや正月と楽しい時間が来ますね
今回の年末年始は9連休という声も聞きますね
来年は己年です
私も己年生まれです 年男なのでより良い年になる事を願います
妻は辰年生まれで 今年の年女で一年健康で過ごし 自分のやりたい事も
出来たようでいい年を過ごせそうです
ちなみに 地下鉄有楽町線に辰巳駅があります
辰年→己年にかわるということで
「開運 辰→己 東京メトロオリジナル24時間券」を
販売しているようです
個人的には年末というと なんとなく寂しい気持ちになりますが
新しい年を迎える しかも己年なので ワクワクして迎えたいと思います
その上で 今年の疲れを持ち越さないようにしたいですね
疲れをとりたきゃ 腎臓をもみなさい
今回からお伝えするのは
「疲れをとりたきゃ 腎臓をもみなさい」です
腎臓と疲れって関係あるの?
腎臓って 尿を作っているだけじゃないの?
腎臓がどういう働きをしているか よく知らない?
など いろんな疑問がでますね!
まずは 腎臓についてお伝えします
腎臓はとても地味で 目立たない臓器です
体にはさまざまな臓器がありますが そのうち 心臓や肺 胃 腸などの
働きや大事さについては みなさんよくご存じだと思います
一方で 私たちがふだん 腎臓を意識することは あまりありません
腎臓は身体の少し奥まったところにあり 心臓や肺 胃や腸などに比べて
どこにあるのかわかりづらく 存在を感じにくいからです
腎臓は横隔膜の真下あたりにある ソラマメのような形をした左右一対の臓器です
どちらかと言えば お腹より背中に近く 少し奥まったところにあるので
心臓や胃 腸などに比べて 存在を意識しづらいかもしれません
それぞれ こぶしより少し大きいくらいで 重さはたったの130グラムです
でも そんな小さくて軽い腎臓が 実は大変な働き者なのです
また 腎臓は 肝臓やすい臓などと同様に「沈黙の臓器」といわれており
具合が悪くなっても 最初のうちは はっきりとした症状があらわれにくい
という特徴もあります
腎臓は「心臓の次」に大事
一見「地味」な腎臓が 実はとても重要な働きを担ってくれています
私たちの身体にとって 腎臓は「心臓の次」といってもよいくらい
大事な存在なのです
では 腎臓はどんな働きをしているのでしょうか?
また 腎臓が疲れると 身体も疲れるのでしょうか?
腎臓はふだん 老廃物が混じった血液をろ過し いるものといらないものを分け
身体にとっていらないものだけを尿にして 外に出してくれています
腎臓が疲れ きちんと働けなくなると 身体に必要なものが外へ出て行って
しまったり 老廃物が排出されずに身体や血液の中にたまり 血液がドロドロ
になって 血行が悪くなったりします
すると 身体が活動するのに必要な酸素や栄養が 全身にいきわたらなくなります
腎臓が疲れると身体が疲れるのは そのためです
さらに 腎臓が疲れて血液がドロドロになると 血管や心臓に負担がかかります
これは身体の疲れの原因になるだけでなく 動脈硬化や心臓病 脳梗塞など
さまざまな病気の原因にもなります
腎臓は 地味で目立たない働き者
腎臓の働きについて もう少しお伝えすると
生きている限り ヒトの体内では常に「代謝」が起こっています
呼吸をしたり 食べ物を消化したり 細胞が次々に生まれ変わったり・・・
そして 代謝の結果として 必ず
二酸化炭素やアンモニア
消化しきれなかった食べ物のカス
とりすぎた水分や栄養素
古くなった細胞や腸内細菌の死骸
など さまざまな「老廃物」や「いらないもの」が発生します
通常 これらは血液やリンパ液 消化器官によって肺 肝臓 腎臓 腸
などに運ばれ 呼気 尿や便 汗などとともに体外に排出されます
その中で 最も多くの老廃物の排出を行っているのが腎臓です
腎臓の最も大きな仕事は
「老廃物が混じった血液をろ過し いるものといらないものを分け
身体にとっていらないものだけを尿にして 外に出す」というものです
その仕事を通して 腎臓は 血液をキレイにしてくれているのです
水分量や電解質のバランスの調整も腎臓の仕事
腎臓は「糸球体」「尿細管」をはじめ 数多くの細胞・器官から成り立って
います その構造はとても複雑で脳の次に精密にできているともいわれています
糸球体は 毛細血管が糸のようにからみ合った 直径0.2ミリ程度のかたまりで
左右の腎臓合わせて200万個ほどあります
腎臓に入ってきた 老廃物が混じった血液は まず糸球体に流れ込みます
糸球体はその血液をろ過し 尿のもととなる「原尿」をつくります
このとき 赤血球やタンパク質などは取り除かれて 血液や身体の細胞に戻され
ミネラル アミノ酸 尿素 水分などが原尿となります
ちなみに腎臓は 左右合わせて なんと一日にドラム缶1本分もの原尿を
つくっているそうです
しかし 原尿のうち 尿になるのはたったの1%です
なぜなら 尿細管が その時々の身体の状況に合わせて 必要なミネラル
アミノ酸 ブドウ糖や再利用できる窒素や硫黄 リン そして水分などを
運んで再吸収するからです
こうした一連の流れを通して 腎臓は
※体内の水分量を調整する
※電解質(ナトリウム カリウムなど)のバランスを調整する
といった役割も果たしています
腎臓がどれほど働き者か おわかり頂けたでしょうか
今回から4回に分けて「腎臓」についてお伝えします
次回は腎臓の不調が招く恐れについてお伝えします
☆背骨を整えると9割の不調は改善する。蓑輪でした。

参考文献:寺林 陽介 疲れをとりたきゃ 腎臓をもみなさい
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