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ストレス解消には「コルチゾール」レベルのリセット③

リキュア銀座スタッフの長谷川です。

そろそろ、夏本番ということで日差しも強くなってきましたね。私は昭和世代なのですが昔に比べて太陽光線が強くなっているように思います。

私が小学生ぐらいのときは30度というと、「うわっ今日は暑いねえ!」という感じで学校にクーラー等なく扇風機で過ごしていた思い出があります。

今は37度、38度が当たり前になってきてクーラーがないと危ないと感じるぐらいなのですが、近年太陽の異常が話題になっております。

2000年初頭から太陽磁場が4極化しているらしいですね。それも影響しているのでしょうか?実は今は氷河期(氷期+間氷期)で、今は比較的温暖な間氷期でありこれから氷期に移行するという学者さんもいますが、もしそうだとしたらどの位のスパンで移行していくのでしょうか。他の環境要因もあると思うので全く分かりませんね~、いずれにしろ去年の暑さの再来は勘弁してほしいですね!

あなたのコルチゾールレベル

前回はストレスによるコルチゾール過多が身体全体にどのような影響を与えるのかを症状と共にお伝えして参りましたが、ストレスといっても他人からは分からず自分の感覚でしか推し量れないものですよね。

ですので自分はどの位ストレスが溜まっているのか、どの位のレベルにあるのかお知りになりたいかと思います。

そこで今回は自分で出来るストレスレベルチェックをお伝えします。

米国の統計によると、医療クリニックを訪れる患者の75~90%が、疾病の原因にストレスが関与していると報告されています。

ストレスによる身体トラブルや精神疾患にかかりやすい人は、自分の感情や身体の感覚に気づくことに鈍感で、自己の内側に目をむけることが苦手という特徴があるようです。体調不良を自覚しても、それがストレスからきていると認識できず、病院に行っても「異常なし」と、かたづけられ、状況の悪化につながるケースも多くあります。

ストレス状態にあることを早期に自覚できれば、コルチゾールの継続的な過剰分泌により心身がバランスをくずす前にその回避法を考えられます。

本格的にチェックしたければ唾液コルチゾール検査や毛髪コルチゾール検査等がありますが、今回はストレスチェックシートを使って確認していきましょう!

ご自分のストレスレベルをチェックしましょう~

下記の40の項目に、0点~3点までで、あなたの心と身体にあらわれる症状、あるいは、行動する頻度を記入してみましょう。

コルチゾールレベルチェック銀座整体リキュア

点数を全て足して合計結果を下記で見てみましょう。

ストレスレベル銀座整体リキュア

皆さんはどのストレスレベルに当てはまっていたでしょうか?

ご自分の実感と合致していたでしょうか?

3つのストレスレベル段階

この三段階のストレスレベルが存在するという考え方は、ストレスの初期の概念で、ストレス学の父といわれる生理学者ハンス・セリエによって、はじめて特定されたものです。セリエは、いかなる刺激(ストレッサー)の種類にかかわらず全身的におこる反応が環境変化に対する生体の「防衛反応」として、少なくとも短期的には「適応的」に働いていることをみいだし、

「警告反応期」

  ↓

「抵抗期」

  ↓

「疲弊期」

の3つのステージに分けました。

それぞれ詳しくみていきます。

コルチゾール概日リズム
銀座整体リキュア

「警告反応期」=ストレスレベル1(要注意レベル:黄色信号点滅中)

警告反応期には、なんらかのストレッサーに反応して、心拍数や血圧があがり、筋肉にグルコースが運ばれ、「戦うか、逃げるか」の準備がすすめられます。副腎は脳からの指令に基づき、今ある危機を乗り越えるために一生懸命コルチゾールづくりに邁進します。

ストレスレベル1では、身体にも心にも、気になる症状はまだあらわれてないでしょう。むしろ、コルチゾールによって血糖値があがり、アドレナリンの影響もプラスされ、エネルギーが満ち溢れ、やる気まんまんの状態かもしれません。

だからこそ要注意です!自分のパワーを過信し、ガンバリすぎてしまうから・・。疲れ知らずで、気分も良く、いくらでも頑張りがきくように思えます。しかし、今のあなたのパワーは、ストレスホルモンがもたらしているのです。

朝がもっとも高く、夜低くなるというコルチゾールの概日リズム(約一日の周期を持つリズム)は、レベル1では維持されています。しかし、全体的にコルチゾールの分泌は多く、高レベルが一日中つづいている状態です。このままだと、確実に身体に悪影響がではじめます。適切な対応を考えた方がいいでしょう。

「抵抗期」=ストレスレベル2(神経が緊張しっぱなしで疲れている、赤信号レベル

レベル1の警告を発しているストレッサーが警告を発しているストレッサーがとりのぞかれぬまま継続していると、身体は、どうにかその状態に適応しようとがんばります。セリエは、このステージを「抵抗期」としました。

レベル2では、身体は多くのエネルギーを「抵抗」のために使います。そのため、代謝に支障がではじめ、健康レベルの維持が難しくなってくるでしょう。副腎は、余分にコルチゾールを作り続けなければならず、コルチゾールの概日リズムがくずれてきます。

このレベルで一番問題になるのは、コルチゾールレベルが非常に変動しやすくなることです。朝がもっとも高く、夜に最低になるというリズムが一貫しておらず、夕方からコルチゾールが過剰に生成されたり、早朝(夜中)に過剰生成されたりして、本来なら一番高くなるべきときに低レベルを示すことがあります。こうしたことにより、エネルギーレベルは不安定になり、活力と気分にあきらかな変化を感じ始めます。

「疲弊期」=ストレスレベル3(ぶっ倒れる寸前の危険レベル)

抵抗力をひきおこしているストレッサーがとりのぞかれるか、せめて軽減されないと健康レベルは低下し、ストレスレベル3に突入します。セリエは、このレベルを「疲弊期」と呼びました。このレベルでは、高血糖、高血圧、各種アレルギー、消化器疾患をはじめ、心と身体にあらわれているほとんどの症状が急速に悪化します。

レベル3においては、コルチゾールレベルは一日中低いままです。とはいえ、副腎がコルチゾールをつくれなくなったわけではありません。極度のストレスにさらされることによる身体の損傷を防ぐために、コルチゾールの生成が減少するためと考えられています。

最近、「副腎疲労」という言葉がしばしば登場していますが、これはレベル3をそのまま言い表しています。

副腎は長期間にわたり過酷な状況にさらされ、疲弊困憊しており、コルチゾールの生成・分泌にかかわるHPA(視床下部ー下垂体ー副腎)軸も消耗。高コルチゾールの要求に脳が和えきれなくなり、「とにかく休め!」、「ストレスをなくせ!」と身体から注意警報が発せられているのです。身体はまさにぶっ倒れる寸前。起床時にいきなりベッドからおきあがれなくなることもあるのです。

ストレスチェックの結果、このレベルに導かれてしまったのであれば、まだ診断されていない病気が隠れているのかもしれません。医療期間できちんと検査を受け、病気の可能性を除外するところからスタートしたほうがいいでしょう。

コルチゾールレベルの具体的な検査

またより具体的にコルチゾールレベルを知る方法としては、医療機関では病気の診断のために採血によるコルチゾール検査が行われます。

ご自分で健康レベル向上のためにコルチゾールレベルを調べるのであれば唾液及び毛髪による検査が最適です。検査キットを購入して、自宅で唾液、または毛髪を採取の上検査機関に送るだけなので手軽に実施できます。

(ただ唾液の検査の場合、日内変動や外部影響を受けやすく判断が難しいことがあるようなので毛髪検査の方をおすすめします)

チェックシートでのご自分のコルチゾールレベルが分かったところで、

次回はコルチゾールレベルリセットに効く対策法をお伝えしてまいりますね。

参考文献:コルチゾールリセット法 著:ナターシャスタルヒン

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リキュア銀座院背骨調整士整体師長谷川

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