こんにちわ。リキュアの堀ノ江です。
桜が散り始め、通勤電車も込み具合がいつにもまして感じる日々を送っていると春だなぁと思う今日この頃です。ただ先日は夏日を観測したりと季節の移ろう早さも感じております。早くも半袖や接触冷感インナーの出番が増えてきてます。
季節の移ろいが早いという事は気候の変動も早く、身体も対応するのに必死で疲れがでてきますよね。
さて、皆様はそんな中どんな対策をしていますでしょうか。着るものを変えてみたり、バテないように食べ物に気を付けてみたり、エアコンを付けてみたりと外部からの環境を変える事に気を使っている方が多いのではないでしょうか。
しかし内面(体の中の状態)はいかがでしょうか。確かに食べ物なども変えるだけでも体内の環境を変えることは幾分か可能です。ですが、コストもかかります。今回は簡単でノーコストな免疫向上法をお伝えしていこうとおもいます。
口呼吸していませんか?
皆様は生活の中で口呼吸する機会はどれくらいあるでしょうか。
実は意外と口呼吸になる瞬間は多いのです。
例えばお話しする時です。夢中になってお話ししているときは息継ぎの時に口呼吸になりやすいです。やってみると分かりますが音読で長文を言い切った後の息継ぎで鼻呼吸をするとやり辛さを感じます。
その他にもため息、マスクの着用、鼻炎・鼻づまりなどでも口呼吸が誘発されます。
口呼吸は体にストレスを与えます。人間は口を閉じることによって、体の機能が正常に働くようにできているのです。
では、口呼吸になると身体にどのような問題があるのか。
口呼吸をする事で舌の活動低下、唾液が分泌されない、脳に酸素と栄養が送られない状態になり、身体にストレスがかかるのです。
そのため、ストレスでの免疫力低下によりいくつもの症状が表面化してきます。
また口呼吸では鼻のようにフィルターの役割がないため、異物なども一緒に取り込んでしまいます。
異物が入る事で免疫システムにも影響がでていきます。
喉には「ワルダイエルのリンパ輪」というリンパ集団があります。
リンパの集団ということもあり、免疫力に大きく影響を及ぼすのです。
ここを清浄化されていない空気が通ると病原菌などが付着することで、不具合がおこり免疫システムがうまく働かなくなります。
結果、体の不調に繋がる可能性があります。
以下が口呼吸による弊害の一部です。
・自律神経のバランスを崩す
・口臭、ドライマウス、歯周病
・インフルエンザ、いびき、高血圧、糖尿病
・うつ病、パニック障害
・歯並びなど顔周り(外見)への影響
・ため息
上記のように呼吸に関係するもの、そうでないものと幅広く影響が出てくるものです。
簡単な口体操「あいうべ体操」
そこで口呼吸からの脱却を目指す方法として今回ご紹介するのが「あいうべ体操」です。
「あいうべ体操」は口を閉じた時の舌の位置を正しい位置に戻し、口呼吸から鼻呼吸に改善させる体操です。
これを毎日行うことで口の周りの筋肉(口輪筋、咀嚼筋、舌筋など)を簡単に鍛える事が出来ます。
練習方法:
「あー」

「いー」

「うー」

「べー」

回数:
・「あーいーうーべー」で1セット
・1日に30~60セット
・1セットを5秒ほどかけて行います
・声は出しても出さなくてもかまいません
この口の体操を毎日繰り返し行うことで、鼻呼吸の前提となる
「口をしっかり閉じること」
「舌を本来の位置に引き上げる事」
が可能になるのです。
私も最近はこれを朝起きて取り入れています。
今のところこれ以後に体調を崩してはいません。またこの体操によって、朝の身体の目覚めや便通が良くなりました。次回はこれらの効果を踏まえて、口呼吸になる原因の深堀りや口の運動による影響がどのようなものがあるのか、背骨調整でのサポートについてお話しします。
皆様の健康をお祈りしています。
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参考文献: