リキュアスタッフの長谷川でございます。
ボクシングの井上尚哉選手、5月東京ドームが決まりましたね。ネリ選手が今回はちゃんと仕上げてくるか期待したいところです。
弟の井上拓真選手もアンカハスに良い勝ち方をし、覚醒しましたので中谷潤人選手との日本人対決、また武居由樹選手もモロニーに世界戦挑戦と、バンダム級戦線が超熱いですね!
今から楽しみです!(^^)!
腸造血メカニズム
さて前回は腸から血液が造られるのだという「腸造血理論」が昔から存在し、医学会やアカデミズムの世界ではほぼ無視されているに等しい現状をお伝えしました。
2回目の今回は、では実際に腸からどのように血が造られるのかそのメカニズム、過程をお伝えしていきたいと思います。
森下敬一先生が観察された結果を元に解説していきます。
まず全体概要でいうと
食事をすると、消化酵素の作用とか、腸の運動による攪拌を受けて、ドロドロの状態になった食べ物は、腸絨毛の表面をおおいつくす形でべったりと付着します
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その食物が、次第に絨毛の内部に取り込まれて、絨毛組織内で本格的な消化作用を受ける。
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その組織内消化が完了すると、そこに「赤血球母細胞」が現れてくる。
(この細胞は文字どおり、赤血球の母親の細胞で、細胞内に数十個の赤血球を孕んでいる)
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この赤血球がやがて、新生の赤血球となって血管内に放出され、血流に乗って全身をめぐっていくのである。

この腸造血説で重要なポイントとなるのが
①「赤血球母細胞は、腸絨毛組織にしか存在しない」
絨毛組織を除く他の組織、例えば肝臓とか、腎臓、脳とかの組織をはじめ、いっさいの組織には出現せず、
赤血球は食べ物を材料にして腸の絨毛組織で製造されている
ということです。
②「絨毛組織は、アメーバの様な組織である」
食物を、自分の組織内に取り込んで消化する、というのはアメーバの働きそのものであり、
例えるなら腸絨毛は巨大なアメーバのような組織である。
動的な腸絨毛?
森下博士はこの考えをはっきりと裏付ける実験結果も得ています。
ある期間、断食させた動物(ウサギ)の腸を解剖して調べてみると腸粘膜の奥深い部位(漿膜に近いほう)に、木の切れ端が入り込んでいたり、動物自身の体毛が入っていたりするそうです。
断食をさせるとなぜこのような現象がおきるかというと、断食をさせるとお腹がすくので、飼育用の木箱をかじり取ってお腹に入れたり、また自分の毛をむしりとって食べたりします。餓死直前になると、動物はたいていこういう行動をおこすそうです。

以上の事実からも、腸絨毛組織というのは、自分の組織の中に貪欲に物を取り込んでいく組織だということが分かります。
森下博士いわく腸粘膜は今の医学や生理学が考えているような「静的な膜」ではない。
食べ物が消化されて、タンパク質がアミノ酸に、糖であればブドウ糖に、というように小さな分子にまで分解されたあと、この膜を通過して吸収される、という考え方は腸の粘膜はじっとしている、受け身のものとして捉えている
しかし実際は絨毛の奥深くまで、かなり大きなものを飲み込んでしまっている事実からも分かるようにもっと動的でダイナミックな働きをもつ存在として捉え直さなければならないはずであると述べておられます。
どうでしょうか?森下博士の腸絨毛の捉え方は驚きですよね~
次回はもうちょっと具体的に食物がどう赤血球に変わって発展していくのか、その仕組みをお伝えして参ります~
リキュアの長谷川でした。
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参考文献:自然医学の基礎ー永遠なる「健康の原理」ー・著:森下敬一
参考HP:千島学説|新生命医学会・https://www.chishima.net/

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